省エネ診断(エネルギー消費設備に関する)を大きく分けると3つに分けられると思います。
1)省エネルギーセンターなどが行う「無料省エネ診断」…
2)省エネ設備の販売者が行う「無料省エネ診断」
3)省エネ診断の専門家が行う「有料の省エネ診断」
2)で、各省エネ設備メーカーによるものは、自社製品に誘導する点で問題ありと思ってきました。
しかし、あるシンクタンクのアイディアで、各省エネ設備メーカーでコンソーシアムを組んで各種の省エネ設備を品揃えしておき、お客様に適した省エネ設備を紹介し、その効果検証として省エネ診断を行う形は、なかなか良いと感じます。
3)である弊社との違いは「無料」「有料」の違いが一番大きいのですが、中味の違いをうまく表現する言葉が無いか?と考えていて、似ているものに気付きました。
処方箋(省エネ設備)を用意してそれに合うような病気を探すのが前者のやり方で、弊社のやり方は、人間ドックで全体を診断して悪いところがあれば治療する、それも処方箋(省エネ設備)を出すかもしれませんし、食事療法(運用改善)を指導するかもしれません。
お客様に何か自覚症状があって、その治療を望んでいるならば前者を選択すれば素早く治癒に至るでしょうし、お客様には自覚症状がないのだけれど、自身の健康度合いをチェックする人間ドックに相当するのが弊社のサービスであろうと思います。
お客様は、そのニーズによって使い分けすれば良いと思います。