【株式会社エナジー311】設立のご挨拶より
あの3月11日に、我が国のすべての国民に問われたエネルギー問題。
政府や電力会社の上から目線での支配的な電力供給。
エネルギーを供給者に委ねる依存的な消費者たるわたしたち国民。
気候変動が顕在化し、持続可能な地球環境の維持が危ぶまれている中、
そのような状況をもたらしているのは、人間のエゴ、飽くなき欲望の追及のように感じます。
2011年3月11日発生した未曾有の東日本大震災に伴う大津波、そして原発災害。
不幸な災害を機に、露わになったエネルギー需給の「支配と依存」の姿。
まだまだ未熟な人間の姿。
このエネルギー問題を教材として、為政者や電力会社頼りの姿勢から脱却し、
エネルギーの消費者が、自らエネルギー問題の解決に取り組むことを通して学ぶことによって、
あの日を機に、日本がより成熟した民主的な社会に生まれ変わることができましたと、
先に逝かれた人たちに報告できる日が来ることを夢見て、株式会社エナジー311を設立致しました。
「東日本大震災 いま、あなたに何ができるのか」
(多摩大学大学院・田坂広志教授)
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