昨年に省エネ・サービスをご提供させて戴いたお客さまからリピートのご依頼を戴きました。
お客さまの光熱費削減をご提案する弊社のサービスは、一旦、光熱費が削減されてしまえば、暫くはリピートの必要はなく、お客さま獲得の面で難しいビジネスであると自覚しておりましたので、大変有り難いことでした。
弊社の光熱費削減のご提案は、「省エネ設備に更新すると、これだけ光熱費が削減できますよ!」という省エネ設備導入によるご提案よりも、「このような箇所にエネルギーの無駄がありますから、このようなやり方の変更で無駄取りをやりましょう。」という運用改善でのご提案が主体となっています。
そのため、弊社から幾ら効果のあるご提案をしても、お客さまがアクションを取らなければ光熱費削減の効果を獲得できません。
今回、リピートして下さったお客さまも、昨年の作業において「この設備は、大きな光熱費削減の可能性を持っています」と、光熱費削減のために必要な事のご提案をしたのですが、全く反応がありませんでした。
ところが、ターゲットとしていた設備とは別の設備(お客さまにとってアクションの簡単なに設備)対し実施した削減策で、事業所の10%に相当する光熱費削減の成果が得られました。
今回のリピートのご依頼に際し、社長さまから「失礼ながら、昨年は余り期待をしていなかったのだけれど、大きな光熱費削減に繋がり感謝している」とのお言葉と共に、昨年、着手できなかった大きな効果が期待できる設備への改めての取り組みを依頼されました。
今度は、お客さまのアクションも期待できます。
やはり、お客さまにとってみれば「どこの馬の骨」か判らない相手から、いきなり大きな提案をされても信用できるわけはなく、小さな実績を積み重ねて、お客さまの信頼を獲得してゆくことが大事であると感じました。
小野村さん
「失礼ながら、昨年は余り期待をしていなかったのだけれど、大きな光熱費削減に繋がり感謝している」と言って、リピートしてくれた社長さんの言葉は励みになりますね。
ご事業の、更なる発展を祈ります。
加藤光一
10/14/16