コンプレッサーの省エネで、「吐出圧力を必要最小に下げる」というのが定石であって、省エネの教科書などでも示されていて、省エネ診断での提案項目にもなります。
でも、実際に行おうとするとなかなか大変です。
工場の末端での実際の圧力など分からない場合がほとんどで、吐出圧力を下げた時に最も圧力が低くなる末端にある設備の圧力が、設備が必要とする圧力以下にならないことを確認しないことには、迂闊に吐出圧力を下げることができません。
工場の末端の圧力を約1ケ月間計測し、設備が必要とする圧力に対して余裕が十分であることをお客様に示して、ご理解頂いた上で初めて実現できます。
省エネ診断で提案だけをすることと、省エネ策を実現するまでのサービスは全く異なるものです。
コメントを残す