「安心社会から信頼社会へ」(山岸俊男著 中公新書)を読んでいます。
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「米の取引きとゴムの取引き」という項に、東南アジアの市場で、米の品質はその場でただちに確認できるため、社会的不確実性が小さく、市場で不特定多数との取引きが成り立つのに対し、生ゴムの取引きは、工場で処理されて製品になるまで生ゴムの原料の品質が結果的に良いものであったか悪いものであったかが判らないので、社会的不確実性が大きく、お互いに信頼を築いている特定の生産者と特定の仲買人との間で行われるとの話し。
弊社の「電力見える化」機器貸出しサービスは、やってみないと電力削減効果がどうなのかが分からない点で、まさに「生ゴム」と思いました。
「生ゴム」営業であることを自覚して、お客さまとの信頼関係を大切にしてゆきたいと思います。
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