起業前に1年間お世話になった社会起業大学主催のビジネスコンテスト「ソーシャルビジネスグランプリ2014夏」が、昨日、感動の中で行われました。
社会起業家部門と共に、政治起業家部門での選出もあり、藤沢久美さんとチーム川崎がグランプリに輝きました。
官(川崎市役所)と民(大企業、財団、金融機関など)がオープンに協力し合い、「よってたかって」川崎市の中小企業を盛り立てていっている姿を描いた「なぜ川崎モデルは成功したのか?」(藤沢久美著) http://www.amazon.co.jp/%E3%81%AA%E3%81%9C%E3%80%81%E5%B7%9D%E5%B4%8E%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AF%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E8%97%A4%E6%B2%A2-%E4%B9%85%E7%BE%8E/dp/4408110477
最近読んでワクワクしましたが、その登場人物たちが登壇され、「よってたかって」報告をされました。
省エネルギーの推進のために有効な手段として、省エネ診断があります。(財)省エネルギーセンターや地方自治体が公共のお金を使って、受益者である中小事業者にとっては無料で受診できるもの。省エネ診断は、省エネ策の提案までの事業であるため、それを具現化し、省エネ効果を刈り取るまでは提供できておらず、せっかくの提案の実施率が30%前後で留まっています。
ここに民間の手が入り、協力して具現化できればと思うのですが、(財)省エネルギーセンターや地方自治体は、「公平・中立な立場」という壁があって、それを乗り越えることが難しいようです。
でも、
チーム川崎の姿を見ると、必ずしも「公平・中立」という壁(「公平・中立な立場」の壁ではなく)は、乗り越えられないものではないのではないか?と、思います。「公平・中立」を維持した上でも、目的達成のために官と民が協力できる方法が存在するのだということを教えてくれます。
この「川崎モデル」をロールモデルとして、色々な分野で、官と民とが協力して目的を達成してゆく社会ができるのではないかと、期待にワクワク致します。
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