省エネルギーを進めてゆくための手段として「無料省エネ診断」が、省エネルギー・センターや各地方自治体から提供されています。
省エネ診断では、診断を希望する事業所を診断員が訪ね、事業者のエネルギー使用状況についてのヒヤリングやエネルギー使用量記録の提供を受け、2~3時間の現場のウォークスルーを行い、約1ケ月後に診断報告書が届けられます。そこには、省エネ対策とそれにより得られる削減効果が記されています。
しかし、設備の使い方や周囲環境などの前提条件が必ずしも実際と一致しているとは限りませんし、エネルギー削減の観点からは正しくても品質面や生産性の面で解決しなければならない課題を包含していない場合もある「計算上の効果」となっていることが多いです。
更に、その「計算上の効果」を得るために提案された省エネ対策は、具体的に解決しなければならない課題もあって、省エネ対策の専門家でない受診事業者だけでは具現化することが困難となり、報告書だけは立派なのだけど、結局「絵に描いた餅」となってしまうことが少なくありません。
そうした「絵に描いた餅」ではなく、「食べられる餅」をご提供することが、弊社の任務です。
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