「電力見える化」を手法とした設備の運転データ計測に基づく運用改善での省エネで削減効果を生み出すには、「アクションあるのみ」であるとつくづく思います。
2年間、このサービスを提供してきましたが、光熱費削減の効果を獲得して戴けたお客様と、そうではないお客様とで、はっきりと分かれました。
サービスの提供者は、お客様が得る効果にコミットするべき、お客様に原因を見つけるのではなく自社の足りなさを省みるべきとの考えが普通ですが、「口を開けて待っていれば何かの効果を提供してくれる」と期待されているお客様は、弊社サービスに期待を持っても、実のある効果を獲得するのは難しいと感じています。
仕事をスタートさせる際に、ひとつのことをお伝えします。
「計測データの分析による弊社からの問題提起に対し、お客様とのキャッチボールをしながら、お客様に実際のアクションを取って頂くことで、実効ある光熱費削減の刈り取りができます。ご協力のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。」
この言葉に呼応して、エネルギーの無駄を削減するためのアクションをしてくださったお客様は、省エネ設備投資をしなくても、開始1ケ月以内から10%以上の光熱費の削減ができているお客様が多いです。
他方、エネルギーの無駄遣いの可能性とその削減策についてご提案しても、それに対してアクションを起こさないお客様は、実のある削減効果を刈り取ることができていません。
いろいろなご事情や、アクションのための手間暇に対する評価があろうかと思いますが、もし、弊社サービスでの光熱費削減に期待を持って下さるならば、「アクション無ければ効果無し」でお願い致します。
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